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不登校だった息子の大学受験【理事 平野りか】

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現在高校2年生(4月から3年生)の息子は中学生の時、不登校でした。

中学校1年生の10月頃、学校に行くと体調が悪くなる日がだんだんと増えていきました。まだコロナが収まっていない時期だったこともあり、体調が悪いとなると即早退させられる世の中でした。
月に1回だった早退が、月に2回になり、週に1回になり、ついには学校に行こうとすると体調が悪くなり玄関を出られなくなりました。
そしてその後、1年生の2学期の期末テストに少し行き、2学期の終業式に少し行き、3学期の修了式に午後から先生に会いにだけ行き、その次に学校に行ったのは卒業式でした。

クラスには仲良しの友人もいて、担任の先生も穏やかな良い先生で、人間関係には何も問題無かったようです。
行かれなくなった理由は本人にもわかりませんでした。

そんな息子は現在、専門学校と通信制高校のダブルスクールで学んでいます。
中学生の頃は大勢の人がいる場所が苦手で、人の視線をやたらと気にする神経質な子でした。
そもそも「学校」という場所が嫌だと言っていたので、卒業してすぐ就職できるようにと専門学校を選びました。
専門学校なので、高校を卒業してから入学した先輩達もいます。
その先輩達と一緒に授業を受けます。
学校に行かれるのだろうか、と心配していましたが、なんとか踏ん張って通っています。
元々、専門学校を卒業したら就職する予定だったのですが、2年生の半ばあたりから「大学に進学するのはダメかな…」と言い出しました。
大学に行かせたつもりで専門学校に入れたので…親としては正直「ちょ、待てよ!」という気持ちでした。
専門学校で、企業ガイダンスなども始まっていた時期だったので、本人も進学と就職で気持ちが揺れ動いていたようです。

さあ、ここで私の「自分に傾聴」の出番です!
専門学校3年間で、大学4年分と同じぐらいの学費を捻出していたので、これ以上は…という思い。
あんなに人がたくさん居る場所は苦手だった息子が前向きに進もうとしているのに断念させるのは親のエゴだろう…。
中学校から学校に行ってないから、学力はきっと小学生レベル…。
ただ、「就職したくない」という理由だったとしたら認めていいのか…。
などなど、自分の中から湧き上がる気持ちを見つめて聴いています。

親として、チャレンジしようという息子の気持ちを応援するしかできません。
上手くいかなかった時は、またその時に考えれば良いと思います。
息子は息子で、不登校で学力が小学生で止まっていることを悔やんでいます。
それはそれでその時の息子の精一杯だったので仕方がないことです。

今でも私の中には様々な思いがムクムクと湧き上がります。
それを消すことはできません。
ですが、息子のチャレンジは始まったばかりです。
親として出来る事を出来るだけしていくしかないと思っています。

平野りか

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