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心の声に耳を傾けることの大切さ 【理事 大熊とよこ】

yurushi-iro

傾聴を学んでから、日常生活の中で自分の心の声を聴けるようになり、旅行などの場面でも変化を感じるようになりました。
以前の私は、家族旅行の出発前になると準備不足や時間に追われて心が乱れ、ハラハラしていました。しかし今は、「自分にできること」と「家族のペース」を受け入れつつ、「折角の旅行をどう過ごしたいのか?」と自分に問いかけるようにしています。その結果、「出発から気持ちよく過ごしたい」という気持ちを大切にし、自分に寄り添えるようになりました。
旅行中も予定外のことが起きたとき、「自分はどうしたい?」を意識して判断できる自分に気づきました。
先日の家族旅行では、初日は計画通りに観光ができて安心していました。2日目も同じように予定通りに進むだろうと思い、楽しみにしていたレストランへ向かいました。到着すると開店前にもかかわらず長蛇の列で、駐車場にも入れず多くの車が路上で待っていました。
「このレストランを諦めて予定通り観光に行くか? それとも予定を変更してでもここで食べるか?」と家族と話し合う中で、私は「このレストランで食べたい」とはっきり伝えることができました。以前の私なら、家族の意見に合わせて自分の気持ちは後回しにしていたと思います。けれど今回は「なぜ予定を変えてまで食べたいのか」と自分の気持ちを深掘りし、「だからこそ私はここにこだわりたい」と納得した上で、家族に伝えることができました。
結果的に希望通りそのレストランで食事ができましたが、大切に感じたのは「思い通りになったこと」以上に、「自分の気持ちに気づき、それを素直に伝えられたこと」でした。その経験で心が満たされ、気持ちが自然とスッキリしました。
観光の時間が減ることに焦りも感じましたが、「焦る気持ちもあるよね」と受け止めながら、それ以上に強かった「楽しみたい」という思いを大切にしたことで、その時を楽しむことができました。
この事から、自分の気持ちに向き合い、出てきた想いに気づき素直に受け止め、その気持ちに共感してあげることで心が満たされると実感しました。また、自分に傾聴をしてあげることの大切さも再認識できました。もともと「自分自身の心の声を聴けるようになりたい」と思って学び始めた傾聴が、着実に身についてきており、誠実に自分と向き合える時間が増えていることに嬉しさを感じています。

大熊とよこ

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