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愛犬に起きたハプニング 【理事 大熊 とよこ】

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突然ですが、犬がぶどうを食べると危険な病気を引き起こす原因になることをご存知ですか?
重度の場合ぶどうを食べてから24〜72時間以内に急性腎障害を引き起こして、死に至ることもあるそうです。
私は知りませんでした。
そして最近そのことでヒヤッとする事が起きました。
息子がテーブルに置きっぱなしにしたぶどうのパックを、愛犬2匹がほぼほぼ食べてしまいました。
しかも深夜の時間帯です。
就寝している私は焦っている息子に起こされて、その時息子も初めて犬にぶどうを与えてはいけない事を調べて知ったようで、事情を聞かされました。
息子から兄と深夜診療をしている市外の動物病院に行ってくると言われて、眠気が覚めていくのと同時に色んな感情が出てきました。

一番は愛犬達の心配、そして初めて行く遠い場所への深夜の息子達の運転も心配、その後に出てきたのはぶどうをすぐ片付けずに置きっぱなしにした事への苛立ちとお金の不安。

そこで傾聴を学ぶ前の自分だったら、出た感情をそのまま伝えていたと思いますが、瞬時に頭で整理ができました。そして伝えたいと思ったのは心配の感情だと気づき「よろしくね」「気をつけてね」だけを伝えました。

その後愛犬達は処置をしてもらい無事に帰宅しました。安堵感と共に、その後愛犬達の様子を見ながら、息子が精一杯愛犬のお世話をしたり、動物病院へ電話をして犬の現状を報告している姿を見ながら、私の中にあった苛立ちや金銭的なダメージをそのまま伝えるのではなく、今後どうしていこうかを話したい気持ちに変わりました。
そしてそれを伝えたい!と感じて今度は、言い方をどの様に伝えたらいいか、自分の中で考え初めました。
伝え方はとても大事だと傾聴で学び実感していてるので慎重に考えました。後日息子に伝え、一緒に誤飲を防ぐ対策を話し合えて、金銭的負担も穏やかに伝える事ができました。
傾聴を学んでいる事で、自分の気持ちを聴き、その上で言いたい?いまそこは言いたくない?どう伝える?など出てきた感情を冷静に整理できる様になり、相手と誠実な関係が築けることを実感した出来事でした。
2匹分の処置代、深夜料金加算で想定以上の出費でしたが、、、

大熊 とよこ

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