雨の日も、こころの声に耳を傾けて 【代表理事 村尾リエ】
どんよりした空が続くと
梅雨に入り、すっきりしない空が続いていますね。
朝、カーテンを開けて灰色の雲を見ると、体のどこかが、ふっと重たくなるのを感じます。
小学校で子どもたちを見ていても、雨の日はいつもより元気がなかったり、「つかれたー」の声が多いような気がします。
大人の私も同じく「なんだか気持ちがのらないなぁ…」という日があります。
お天気のせいかな、と思いながら、その「重たさ」を、ちょっと厄介モンみたいに扱ってしまう自分にも気づきます。
「元気を出さなきゃ」と思うほど
こういう日って、つい「シャキッとしなきゃ」「気分を上げなきゃ」と、自分に厳しめの声をかけたくなります。
でも不思議なことに、そう思えば思うほど、心の重さは、なかなか晴れてくれません。
むしろ「重たいと感じている自分」をいけないもの、ダメな自分だと考えてしまうと、ますます疲れてしまうこともあるように思います。
心にも、お天気がある
空に晴れの日も雨の日もあるように、心にも、お天気があるなぁと
今日はちょっと曇り空。今日はしとしと雨。
そういう日があって、当たり前。
聴色カードで自分の気持ちにふれていると、あざやかな色だけでなく、くすんだ色や、深い藍色のような気持ちも、ちゃんと自分の一部なんだなと感じます。
晴れの日だけが「いい日」ではなくて、雨の日には雨の日の、静かな優しさがあるのかもしれません。
無理に晴れさせなくていい
だから、どんよりした日は、
無理に晴れさせようとしなくていいのだと思います。
「今日はちょっと重たいな」
そう感じている自分に、
「そういう日もあるよね」
「よく起きて、ここまで来たね」
と、声をかけてあげる。
傘をさすように、自分の気持ちに、そっと寄りそってあげる。
それも、自分への傾聴なのだと思います。
今日のあなたは、どんなお天気ですか
雨音の声を聴くように、今の自分の心に少しだけ耳を傾けてみる。
晴れていなくても、大丈夫。
曇っていても、雨でも、その奥には、あなたの大切な気持ちが、ちゃんとあります。
整えなくていい。
ただ「今、ここにあるんだな」と気づいてあげる。
その小さな一歩から、自分も相手も大切にする関わりは、始まっていくのだと思います。
雨の季節の、どんな一日にも。
あなたがあなたでいられますように。
代表理事 村尾リエ
