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自己紹介【理事 松原 美和】

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傾聴に救われた私、そして学び続けたい理由

救われた心

子供の頃、親に話を聞いてほしいのに向き合ってもらえないという寂しさがありました。

大人になってからも
話している途中で遮られる
最後まで話しをさせてもらえない
言い負かされてしまう
そんな場面に度々悩まされました。

自分の気持ちを言えないことで心と体のバランスを崩し、躁鬱病になった経験があります。
そんな私の心を救ってくれたのは
ある女性の聴き方でした。

平常心を失い苦痛を訴えた私を、無条件に受け止めてくれたので、情けない私が尊重してもらえたという感覚を味わいました。
絶望的だった心が軽くなり
その後病気は治っていきました。

傾聴とカラーセラピー

息子の活動で大学生のボランティアさんと出かけた時に、一人の女の子が以前の私のように精神的に参っている状態でした。彼女の話を聴きたくて傾聴を学ぼうと思いました。

傾聴と同時進行で
カラーセラピーを学びました。
カラーというツールを取っ掛かりにお話しが聴きやすいと感じたからです。
先程の女の子にもカラーセラピーでお話を聴くことができました。

相手への傾聴から自分への傾聴へ

聴く〇〇講座を受講してから
「自分の心の声を聴く」ことを常に意識するようになりました。

それまでの私は、意識の矢印をまず相手に向けていました。
例えば…相手と意見が違った時に
あの人はなんで分かってくれないんだろうと怒りを相手にぶつける。
その次に、自分にも矢印を向けて
私の話し方が下手だから分かってもらえないのだと自分責めをしていた。

心の声を聴くことが習慣になると
怒りを感じた瞬間に、相手ではなく自分に矢印を向けられるように変わっていきました。
自分責めはせず、どんな自分でも認めます!
「相手と意見が合わないね、悲しいね」などと自分に共感すると安心できました。

学び続けたい理由

聴く〇〇講座の中で
今の気持ちを話す時間があります。
一人が話し切った後にその話について仲間が感想を伝えます。

ひととおり話し切ると、話を聴いてもらえたという実感が持てます。どんな内容でも共感してもらえると、そのままの自分でいいんだ!と思えます。
仲間の感想から新たな視点をもらえるのも嬉しい時間です。

傾聴してもらうと、自分の中にある答えを見つけられる、より自分自身が分かっていく…そんな感覚がたまらなく嬉しいんです。

この感覚を知ってからは、もっと自分を分かりたい。そして同じように相手も分かりたいと思うのです。
終わりはないので、これが学び続けたい理由です。

松原 美和

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