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息子の友達を通して自分の心の声が聴けた【理事 松原美和】

yurushi-iro

私の息子は、障害児入所施設で暮らしています。
ある日の面会は散歩でした。面会に来た親は自分の子供と手をつなぎます。私が息子と手をつなぎいで歩いていると、息子の面倒をよくみてくれるクラスメートのS君が私の横にきて、散歩の間ずっと話しかけてきました。
色んなことを話してくれて、私は相槌をしながらずっと聴いていました。
その間、息子はどう感じていたのか?ヤキモチをやくかな?等と気にしながら歩きました。

散歩が終わり、グランド遊びの時間になりました。息子はブランコに乗り、私はその近くでみていると、またS君が話しかけてきました。

しばらくすると、担任の先生が近寄ってきて
「S君と話すためにお母さんは来たんじゃないよ!」と言いました。
S君は「そっか」と言って他の場所に走っていきました。

私は、少しほホッとしたような…
でもなんだかちょっと罪悪感が残りました。

自分の心の声を聴いてみる

ずっと話すことはS君のためにならないよね!先生は子供たちの特性などを知っているからこその対応をしてくれる。それを私とS君に伝えてくれたんだね。
私は、息子に優しくしてくれるS君の話を聴きたいと思ったんだよね。
だけど、思ったより長い時間聴いてしまって彼も話が止まらない感じで、どうしよう?とも思っていたんだよね。

そして…
そっかぁ〜、わかった〜。
私が話を聴こうと思う背景には、
子供の頃、親に話を聴いてもらえなかったという寂しさがあって、その経験から、とくに子供が話しかけてきたときはしっかり応えたい!話を聴いてあげたい!という思いが強いんだなって。
そこが、良くも悪くも私の根底にある「聴く・話す」に繋がっているんだと気づけた。

母親の役割として何が正解だったのか?と考えていたけれど、自分のままでいること、あの時の私はそんな気持ちだったんだと認めてあげたらホッとしました。

自分にはそんな思いがあるんだなと知っておくことで、今後のS君との関わり方も変わって行くような気がします。

松原 美和

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