ブログ

自分と仲直りできる『傾聴』【理事 清宮ちこ】

yurushi-iro

辛いと感じた出来事をなかなか忘れることができずに、重い気持ちでいた私が、傾聴を学ぶことで心が軽くいられるようになっています。

《自分を責めていた頃》

頭の中に[出来ないと思う自分][悲しい自分][何とかしろと激励する自分][くよくよする自分][くよくよするなと責める自分][そういわれても出来ないと思う自分]…。物事が上手くいっている時にも、[調子に乗るなという自分]が居て、常に自分自身が自分にダメ出しをし、ぐるぐるとループしていた感じでした。 これでは、不安が拭えない訳です。

《自分を許す》

傾聴を学ぶ中で、思いを受容する、責める自分さえも許しましょうということも教えていただきました。 おそるおそる自分を許すことをしていくと、自分を見張る目が消え、見守る眼差しに変わり、心が平穏になってきました。 責める自分をも許す…なかなか難しいように感じるかもしれません。

《思いかたを変える》

「ちゃんとしろ」「なぜ、そんなことをした」なぜ、責めるのでしょう? 『今、ちゃんとしておかないと、後で大変になるよ』『そんなことをしたら、後で困るでしょ?』と、心配なあまりではないかと思います。困らないようにと慮ってのことかもしれません。 平穏でいられるように、どうしたらいいのかと考えるあまりに、何が何やらわからなくなり、方向性が定まらずに、引っ張り合うことで身動きができなくなってしまっているのかもしれません。 それぞれの思いを一旦認め、どうなったら幸せに思えるのか、本当はどうしたいのか、をはっきりとしていくと同じ方向に向けるのではないかなと思います。 思いの中には、いつかどこかで、他者からもらったものもあるのではないでしょうか。 今は必要としないものもあるでしょう。アップデートも必要と思います。

《楽になっていい》 

自分のままではダメ!何とかしなくては!という状態は、アドレナリン過多で疲労します。 心と身体は繋がっているとも思います。 傾聴を学んだことで、身体も楽になれたのは、そういったこともあるのでしょう。 脳疲労も軽減されるように思います。 率先して自分自身を労わってほしいと思います。 穏やかな空気をまとっていると、周囲にも伝わっていくことと思います。 皆で楽になれたらと思っています

清宮ちこ

記事URLをコピーしました