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自己紹介【理事 かがみ そのこ】

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はじめまして

“かがみそのこ”です。
今年の1月に背骨を骨折し、更に6月にろっ骨を骨折してしまい、リハビリ療養中の残念な状況ですが、どうぞよろしくお願いします。

好きな事は、旅行、秘湯温泉(特に雪見温泉)、海、ドライブ、美味しいものを食べること、華流ドラマ鑑賞、だらだらすることです。

傾聴との出会い

10年ほど前になりますが、一人息子が小学校でいじめにあい、精神的に追い詰められたときに、息子の話を聴いていただくために、カウンセラーの先生と出会いました。その後、息子ではなく、私がカウンセリングを受け始め、傾聴との関わりが始まりました。私の生きづらさ、苦しさをみて、まずはお母さんからとのことでした。
私は両親との関係や自分自身のことで苦しさを抱えていて、更に息子にも次から次へと問題が起こり、簡単には楽になりませんでした。
でも、長い時間をかけ少しずつ少しずつ変化し、生きづらさが解消していき、自分でいることが楽になっていきました。

そんな中、当協会代表理事の村尾リエさんとは、カウンセラーの先生の勉強会で仲間として出会いました。そこでリエさんの「自分の心の声を聴くことが大切なんだ!」という傾聴への熱い熱い想いにふれ、傾聴への見方が一気に変わりました。そして、この人から傾聴を学んでみたいと思ったのが、仲間を超えてリエさんから学ぶきっかけでした。

傾聴は自分らしく生きるための大切な技術だと思うんです

息子が、コロナを機にうつ病、不登校になりました。
息子がうつ病になりどうしていいかわからなくなったり、不登校に直面して先が見えずおろおろしたり、死にたいという息子に、死んでしまったらどうしようと恐さに震えたり…。沢山の苦しいつらい想い、不安を抱えてきました。

私が悪いのでは、私が何とかしなくては、もっともっと頑張れば何とかなるのでは、私の努力がまだまだたりないからダメなんだ…沢山の自分を責める気持ちで一杯でした。日々が苦しくて、何もやる気がおきず、とうとうソファーに座ったまま動くことができなくなりました。

そんな時、傾聴で、自分の苦しい心の声を聴いて、
「つらいね。苦しいね。もう頑張らなくていいよ。」
「できる限りのことはやってる、よく頑張ったね」
「あのときはそれが一番いいと思ってやったんだよね」
と寄り添い、自分を守り、尊重する選択をしていくようにしました。

そうすると、自然と心は解放され、楽になっていきました。
そしてある時、存在なんか感じられなかった自分を初めて見つけたような、改めて生まれなおしたような不思議な感じがしました。

傾聴は、傷ついた心を大切にする方法でした。
どんな時でも、自分をおろそかにしてはいけなかったんですね。

苦しい思いを抱えられている方に、傾聴を知って、楽になっていただきたい。
自分を受け容れると、自然と周りの人のことも受け入れることができるようになります。
私も、あなたも、みんなありのままでいい。
傾聴で、みんなが幸せになりますように。

かがみそのこ

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