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傾聴講座の手話通訳  【理事 平野りか】

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8月初旬、埼玉県内の社会福祉協議会の福祉教育研修会で、当協会代表理事の村尾リエさんの傾聴講座が開催されました。私は福岡県在住なので、普段は代表の講座に同行は出来ません。
ですが今回、初めて手話通訳が付くということで代表よりお声がけいただき、同行させていただくことになりました。福岡県在住ですが、出身は東京で実家も東京にあります。そして、埼玉の高校に通っていたので、まあまあ地元です。

研修会の中で、手話通訳者は二名、聴覚障がい者の方も二名でした。
手話通訳はその動作の特性から、頸肩腕症候群という症状になりやすく、15分~20分で交代をします。
ですので、長時間の場合は複数名が派遣されます。
九州以外の手話通訳はまだ見た事がありません。
(私はまだ通訳の資格は取れていません。絶賛勉強中です。)手話にも方言があり、各地で使う手話が違うことはけっこうあります。どのような通訳になるのか、とても楽しみにしていました。

社会福祉協議会の方の取り組みについてのお話しがあり、その後、居場所作りをしている元小学校の先生のお話しがありました。トーキョーコーヒーという居場所作りをしている私は、先生の話しにもとても関心がありました。
その後、代表の講座が始まりました。
登壇者とアシスタントの私の席は予め決められていたので、手話通訳がよく見える位置ではありませんでしたが、それでもベテランの通訳者さんの手話はハッキリしていてよくわかりました。

ロールプレイの時に、聴覚障がい者の方二名を少しだけサポートさせていただきました。
耳のきこえない方同士のロールプレイに関わるのは初めてでした。
きこえる人は資料を見ながら声を出すことが出来ますが、きこえない人は資料を見て→手話をして→資料を見て…という流れになるからか、きこえる人よりも時間がかかりました。また、続けてロールプレイをしてもらっている間に、終わった人の感想を聞こうとしましたが、通訳の方は全ての聞こえる情報を聴覚障がい者の方に手話でお伝えしなければいけないので、ロールプレイは半分までで終わりにしました。
障がいがある方への「情報保障」についても、私が学ぶことが多かったです。
ロールプレイでの「日常会話と傾聴の違い」がわかっていただけたかどうかが心残りでした。

単語の通訳で私が思ったことがあります。日常生活では使わないが、傾聴の時によく出てくる単語というものがあります。これは傾聴に限ったことではなく、どの世界にもあることです。
その言葉の意味を理解していないと、手話で表すことが出来ません。
手話で通訳するのが難しいと思う単語もありました。自分だったらどのように表すだろう、と考える良いきっかけになりました。

手話通訳付きの傾聴講座を拝見させてもらい、いつか自分でも手話で講座が出来るようになりたいという夢が出来ました。
聴覚障がいをお持ちの方にも伝わりやすく、わかりやすい講座が出来るよう、日々精進していきたいと思います。

平野りか

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